<新型コロナ>長崎・壱岐で初の感染確認 自営業の30代男性 14日

長崎県は14日、壱岐市に住む自営業の30代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。長崎で感染が確認されたのは初めて。

 午前10時から県庁で開いた対策本部会議で中村法道知事は「関係機関と緊密に連携しながら万全の対応策を講じてほしい」と呼び掛けた。県によると、男性は症状がない。海外渡航歴はなく、12日に京都府から壱岐市に転入した。2月21日に神戸市のイベント会場で、今月4日に大阪市で接触した同じ人が感染したことを12日に知り、保健所に連絡。PCR検査を受けた。

 壱岐市には福岡市から高速船で入り、その前に新幹線を利用した。壱岐市内では同行者が2人いたが症状はなく、いずれも人との接触をできるだけ避けて過ごしていたという。長崎県は2人が濃厚接触者の可能性があるとして経過を観察している。

 壱岐市と唐津市の唐津東港の間では、九州郵船のフェリーが1日に5往復している。14日は通常通り運航し、混乱はなかった。唐津東港で帰りの船を待っていた壱岐市在住の男性(75)は、島という閉鎖的な環境での感染者の確認に「船の乗り降りの際に検温をするなど水際対策をしてほしい」と話した。

壱岐市COVID-19情報掲示板

2020.3.14、壱岐市で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が確認されました。このサイトでは、COVID-19に関する壱岐市内の情報をまとめています。

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